オランダが誇る港湾都市ロッテルダムのタウンハウスです。どこまでがひと続きなのかよく分からないくらいつながっていて、通りからは建物がまるで1軒の家のように見えます。
縦長で大きな窓が印象的です。日本では考えられないくらい天井が高いこともあり空間全体がゆったりしています。世界一の平均身長を誇るオランダ人にはこのくらいでちょうど良いのかもしれませんがこぢんまりした空間に慣れ親しんだ日本人にはちょっと落ち着かないくらいです。
3階が屋根裏部屋になっています。この家では洗濯機とボイラーが置いてありました。日本とは不燃や防火の概念がずいぶん違うことが分かります。
戸境の壁はレンガを積んだ壁でしたが、屋根は木造でできていることが分かります。
宅内の階段を上から見たところです。周り階段であること、とんでもなく急勾配であることに驚きます。内側の方に寄れば、もうほとんど垂直に切り立っている状態です。もちろん日本の建築基準法の規定ではアウトですがオランダでは特に珍しいことではありません。