<コンクリート>
コンクリートは丈夫で、石のようなどっしりとした存在感をもつ上、使い方によっては大変安価である優れた点を持っています。
モノトーンで固く、冷たいイメージがあったり、断熱性能や結露といった問題に不安を感じられる方もいらっしゃいますが、内装や設備の設計をきちっとすることで、そういったことも解決できることをお約束致します。
また、コンクリート造の建物は、やり直しがきかないことから、別の構造と比べ、詳細の設計が最終的な仕上がりに大きく影響します。REIはそういったきめ細やかな設計を得意としています。
<木>
一口に“木“といってもその種類や施しによって、生まれる表情や機能もさまざまです。
なんといっても、長年使った時にまたその年数なりの趣きを持ってくる点が、大切な建物に味をもたらす素晴らしいところです。
様々な技術革新のお陰で、見た目が木のように見える素材が多くありますが、このような本来の良さは、本物でなければ味わえません。
REIでは、本物の木/新技術の木と、それぞれの特質をよく理解し、コスト面や心地よさ、経年変化など多面的に考慮して設計に取り込んでいます。
<紙>
日本の伝統的な住宅は、木と紙の家、と言われてきました。
障子や襖といった、今では減ってきたものがある一方で、和紙でできた照明器具や紙製の洋柄壁紙など、見直され、人気の商材も多々出てきています。
質感のやわらかさや、光をやさしくほのかに発するといった他素材にはできない特徴と元来日本人がずっと共に過ごしてきた心地よさを、REIも大切な存在として扱っています。
<土>
健康意識の高まりからか、土壁素材をご希望下さるお客様が増えてきました。
土の壁はその性能のほか、何度も塗り重ねて仕上げる存在感や手のぬくもりが出るという特徴もあります。
主張せずにひっそりと、美しい存在感を放つ素材は、部分的にでも取り入れると空間に趣きを与えます。
ある職人さんが なんとも微妙で美しい色の土を塗りながら言った言葉があります。
“このあたりで取れる土がこの色なんだ。土壁はその土地で取れるものを使うのが一番美しい”
土には色々な種類があり、機能や質感、色まで、幅広いニーズに応える大地の懐の広さを感じます。