街を歩いていると、すれ違う人、建物、看板などに、思わず見とれてしまうことがあります。中でもよく目を奪われるのがショーウィンドゥ。特にイタリアへ来てからは、日本とは違った表現が目につきます。こちらはごく普通のお菓子屋。並んでいるのは素朴で飾らない地元のお菓子ばかりですが、ショーウィンドゥ全面を埋め尽くすかのように並べられている様は壮観です。
こちらもお菓子屋。マジパンで作った果物の種類と量は圧巻です。

そしてこちらは小さな街のワイン&食料品屋。
店内に収まり切らない果物や野菜、
ワインまで外に出ていて、いやが上にも目がいきます。



何のお店かな?と、思わずのぞきたくなる素敵な小物屋。店の前でお客さんを立ち止まらせているのはたった一台の自転車とたっぷりあしらわれたあじさい。小さな間口ではありますが、床のタイルや壁の色、暗めの店内、そしてこの花自転車で、多くの人の足を止めていました。

街の片隅にひっそりとたたずんでいるような花屋。暗くなって、帰宅を急ぐ時でも、ふと立ち止まって、花でも買って帰ろうかなぁという気分にさせてくれる温かさがあふれ出ています。
個人経営の小さなお店がまだまだ元気なイタリアでは、それぞれのお店が、街行く人に足を止めてもらおうと、“店の顔づくり”に工夫を凝らし、魅力的な“顔”を作り上げています


幼稚園の装飾作りです。どうぶつは厚18ミリのパイン集成材を切り抜いて作りました。